影山零治

• 影山零治

イナズマイレブンに登場する人物。
ゲーム開始時点では40年間無敗を誇る、帝国学園の総帥。

幼いころ、プロサッカー選手だった父影山東吾が、
円堂大介ら若手の台頭で代表の座を追われ、
ファンから疫病神扱いを受け失踪、母も病死したため、
その全ての原因となったサッカーと大介を憎み、
復讐を遂げるためにさまざまな暗躍をする。

・40年前のフットボールフロンティアでバスに細工をする
・相手のエースストライカーの妹を事故で意識不明にさせる
・ある夫婦を事故に巻き込んで謀殺（直接やったわけでも命じたわけでもないが関与したのは間違いない。）
・鉄骨を中学生に向けて落とす
・使用することで選手生命の危機に瀕する必殺技を伝授する

等、悪行は枚挙に暇が無い。
中学生のころからこのような悪行に手を染め、
大人になっても中学生を本気で殺しに来るあたり、
彼の人物像がお分かりいただけるだろうか。
なお、これら全てゲーム内で起きる（起きた）事例である。

が、あまりにやり過ぎたためか、
帝国学園の選手たちが自らに反旗を翻した事で、
世宇子（ゼウス）中の選手に神のアクアと呼ばれる
人間離れした能力を得られるドーピングアイテムを授け、
フットボールフロンティア決勝戦で雷門中と再び激突する。（初代）

その後逮捕されるが脱走、
愛媛で真・帝国学園を創設するが、
雷門イレブンに敗北し姿を消す（ゲーム版２）

そして、ミスターＫを名乗ってイタリア代表「オルフェウス」の監督に就任。
フィディオをはじめとした選手たちと、
自らが育てた「チームＫ」を取って変えてイタリア代表としようとしたが失敗。
日本代表「イナズマジャパン」との試合のさなか、
フィディオが父東吾のプレイを再現したことで何かが吹っ切れたらしく、
シリーズひっくるめて初めて本当のサッカーで勝負する。
試合後、自ら「最高傑作」と評する弟子、鬼道有人らと和解するも、
事故に巻き込まれて死亡した。
（実際は彼を裏で操っていたものの手による暗殺）（ゲーム版３）

悪行ばかりがやたらと目立つものの、
自らが育てた帝国学園の選手等の実力は非常に高く、
イナズマジャパンだけで３人（鬼道、佐久間、不動）存在する。
イタリア代表対イギリス代表の試合でも的確な指示を与えるなど、
指導者としての手腕が一流だったのは間違いない。

ペンギンが板野サーカスのごとく縦横無尽に飛び回り、
相手ゴールに攻め込む必殺シュート、
皇帝ペンギン１号、２号、Ｘの開発者（と思われる）。

なお、続編となるイナズマイレブンGOでは、
甥の輝が選手として登場する。

そして時は来てGO3、ビッグバン、スーパーノヴァにてよりにもよって生存していたことが発覚。
黒岩流星と名乗り、イナズマジャパン、ひいてはアースイレブンを率いて、
地球の存亡をかけた戦いに挑むこととなる。
主人公である天馬と、エースストライカーの剣城、司令塔の神童を除く、
日本代表メンバーにサッカー経験のない素人を選ぶという大胆（すぎて真意が伝わらない）な采配で会場を驚かせた。
3での事故に遭った際に新薬の実験台にされており、
その影響で一命をとりとめたのと同時に、
人々に眠る獣の力、ソウルを視る能力を得た。
惑星ファラム・オービアスの主催するグランドセレスタ・ギャラクシーへのメンバー選抜に悩む豪炎寺の元に突然現れ、監督を買って出たらしい。

流石に10年もたった上一度死んだと思っていた身だからか鬼道とのわだかまりなども存在しない？のか、
鬼道は当初から「わが師」と、黒岩＝影山と知っていた。