ウルガモス

たいようポケモン
タイプ むし ほのお
たかさ 1.6m
おもさ 46.0kg

たたかいになると 6まいの ハネから
ひのこの りんぷんを まきちらして
あたり いちめんを ひのうみにする。
(ホワイト版 ポケモン図鑑説明文より。)

ポケットモンスター ブラック ホワイトで初登場したポケモン
イッシュ地方のチャンピオン、アデクの切り札でもあるガの姿をしたポケモン
虫タイプというと、序盤に登場するイメージであるが、
チャンピオンの切り札を務めるだけあって、能力値は高い。
特筆するべきは特攻の種族値の高さで、135。

虫タイプでは断トツでトップ、
炎タイプとしてもシャンデラに次ぐ攻撃力を誇る。
岩タイプに致命的に脆いという弱点は抱えているが、
特殊攻撃主体のアタッカーとしては、
チート積み技蝶の舞の性能もあり、シングルバトルではかなり有能。

だが、それ以上に役立つ場面がこのポケモンには存在する。
ウルガモスの特性は「ほのおのからだ」。
ウルガモス接触技を放ったポケモンを30%の確率でやけど状態にする特性だが、
フィールドではこの特性を持ったポケモンがいると、
タマゴを孵化させるために必要な歩数が半減するという特徴を持っている。

この特性に加え「そらをとぶ」を覚えられるため、
孵化というポケモンにおいてもっとも時間のかかる作業において、
時間を短縮する意味で多大な功績を残している。
そもそもが強いことも手伝って、
文字通り「ゆりかごから戦場まで」のを一手に担える、ポケモン界きってのベビーシッター。

任天堂もわかって作っていたのか、後のブラック、ホワイト2では
「3番道路ではウルガモスをよく見かける」という保育士の台詞が聞ける。