ガブリアス

マッハポケモン
たかさ 1.9m
おもさ 95.0kg
からだを おりたたみ つばさを のばすと まるで ジェットき。
おんそくで とぶことが できる。

(ダイヤモンド版 ポケモン図鑑より)

ポケットモンスター ダイヤモンド パールで初登場したポケモン
シンオウ地方のチャンピオン、
シロナの切り札として登場するサメがモチーフのポケモン

サメがモデルのはずなのになぜかタイプは地面、ドラゴン
所謂600族のポケモンで、攻撃種族値は130と打点は申し分なく更に素早さ種族値は102もある。

強さの秘密はなんといっても逆鱗や地震を高攻撃力且つタイプ一致=威力1.5倍で打てる事、600族故の高い種族値、そして素早さ種族値の102という数字。
地面、ドラゴンというタイプも結構厄介なもので、
無力化されにくいドラゴンタイプとその補助に強い地面タイプと、相性補完は抜群。

更に素早さは下1桁の2というのが曲者で、
それを若干下回る素早さ種族値100のグループはウルガモスムクホーク
メガバシャーモメガガルーラ等強豪がひしめく、素早さ種族値の一大激戦区。
最速という条件こそ求められるものの、
これらを100%上から叩けるというのはそれだけで大きなアドバンテージとなる。
また、こだわりスカーフを使われなければ、
ドラゴンタイプのメタとなるフェアリータイプでガブリアスより速いポケモンエルフーンだけだが、
そのエルフーンにはガブリアスを一撃で仕留める攻撃力は無い。

耐久面も総じて高い能力でまとまっており、
相性関係を考えないのならミュウツーとほぼ対等と言って良い。
その分特攻が低いが物理攻撃力に回っていると考えれば欠点でもなんでもない。

恵まれたステータスは物理攻撃ポケモンの完成形の一つといっても間違いではなく、
登場から今日に至るまでバトルの中心とも言うべき大きな存在感を示している。

特にシングルバトルでは対策していないとガブリアス1匹にパーティが全滅なんてのはままあることで、育てた人間の絶対数が多いことからGTS掲示板でもフカマルはよく見かけるため対戦の入門用ポケモンとしても、育てておいて間違いのないポケモンではある。
ただしその強さは識者なら誰もが知るところであり、必ず何らかの対策がされていると考えて運用しよう。

それでもなお対戦界隈で活躍しているのは、多くのトレーナーに大きな信頼を置かれている証拠でもある。
登場してから10年、サンムーン環境でもシングルバトル界隈では大きな存在感を示し、
アローラ地方の島々の守り神にあやかり、「レー島の守り神ガブ・リアス」なんて渾名が付けられている。

氷タイプの攻撃に対して4倍ダメージを受ける、という重大な弱点を抱えているが、
氷4倍とわかっていてやむにやまれずな時じゃない限り、
ガブリアスを氷タイプのポケモンの前に出す奴はほぼいない。

また、メガシンカすることができる。
高い攻撃力の代わりに素早さ種族値が92に下がってしまうのと、
メガシンカする必要がないレベルの力量を元々持っているため、
メガガブリアスを使うトレーナーは結構珍しい。
勿論、メガガブリアスも強いのだが