ルイセ

  • ルイセ・フォルスマイヤー

グローランサーに登場する人物。
ローランディア王国宮廷魔術師サンドラの娘で、
主人公(デフォルト名は無いが、続編ではカーマインと名づけられた。ここでもカーマインと呼称する)の義妹。
フォルスマイヤーという苗字は続編にて名づけられた。

大気中に存在するグローシュというエネルギーを引き出す術を先天的に身体が知っている、グローシアンと呼ばれる人種。
人種が違ったり人間じゃなかったりと言うわけでは無く、
簡単に言えば魔法使いとしての才能に先天的に長じているのだ。

日食か月食の日に産まれた人間だけがグローシアンとなるのだが、
ルイセはその中でも特に力の強い皆既日食の日に産まれたグローシアンである。
とりあえずわからない人はゲーム中の世界での魔法使いとしての才能は世界最高レベルと覚えておけばだいたい間違いではない。

皆既日食のグローシアンと皆に一目置かれるその実力は伊達ではなく、
自身はいち学生でありながら、どう考えても大の大人や、
宮廷魔術師(=要職)を勤める母親以上の魔術の実力がある。
MPとINT(魔法攻撃力)は高い水準でバランスが取れていて、
全ての魔法を自力で覚えられる唯一の存在。
ごく一部のイベントを除き常にパーティにいるため、
攻撃でも支援でもこなしてくれる頼れる妹。

ただしHPはズバ抜けて低いので過信は禁物。

前述のとおりカーマインの旅立ちから常に帯同し、必ず最後の戦いに参加するキャラクターの一人。
そのキャラクター性能をほかのゲームで例えるのならムーンブルクの王女のようなものだろうか。

皆既日食のグローシアンであるゆえに体内のグローシュを悪人に狙われたりもする。
なお、グローシアンからグローシュを抜き取ると廃人になってしまう。
敵にグローシュを根こそぎ抜き取られて幼児退行してしまったルイセの治療に一度悩まされることになるのだが、
結果としてこれがのちに世界を滅亡の危機から救い出す方法を得るきっかけとなった。

またイベントの進め方によっては義兄妹での恋愛とかも出来てしまう。
こうなった場合、母サンドラの場を考えると、
実の娘と(養子とはいえ)赤ん坊のころから育てた息子が恋愛関係となるわけで、なんとなくいたたまれないものがある。