ロビン

  • 怪傑ロビン

ロマンシングサガ3に登場する人物。
港町ヤーマスで、ドフォーレ商会の悪事をくじく正義の味方で、
その変装姿から敵を「Z」の字を描いて切る、
小剣の大技「ファイナルレター」の最も映えるキャラクター。
イベントで登場するたびにテーマソングがかかる。

正体はヤーマスの酒場で働く猫背の青年ライム
父である酒場のマスターのトラックス共々ドフォーレ商会を嫌っており、
覆面を用いて彼らの悪事を日夜成敗している。
ライムがドフォーレ紹介の男達に袋叩きに遭っている時に現れた、
丸っこい偽ロビンの正体は、あろうことかトラックスで、
親子で覆面の怪傑をやっているのだ。面白いオヤジだな。
なお、判別する方法はいたって簡単で、
本物偽物どちらでも良いのでロビンを仲間にすると、
ライムトラックスが酒場から忽然と姿を消している事で判明する。

作中では麻薬の取り引きや地上げを阻止する場面で主人公と出会い、
フォーレの悪事を訴えるライムの演説を聞いて、
彼を袋叩きにした男3人を丸っこい体型のロビンが返り討ちにした......のだが、
自身の体格も顧みずタルの上でカッコつけたのが運の尽き。
フォーレ商会に捕まってあわや死刑というところに颯爽と本物のロビンが現れ、
主人公たちと共闘してドフォーレ商会の用心棒を叩きのめす事で、
ヤーマスの倉庫の中に行くと颯爽と登場し、
本物か偽物、どちらか片方を仲間にすることが出来る。

どちらも小剣得意のキャラクターという位置づけではあるが、
本物は腕力が高く蒼龍術の心得があるので、
どっちでもこなしてくれるのだが、ゲームに慣れてない人が小剣目当てでスカウトすると、
技閃かないわダメージ出ないわで散々な結果になるので要注意。

実体験で言うんだから間違いない。
筆者が次に仲間にするとすれば、
剣技の閃きをハリードに任せ剣を振り回してもらうことになるだろう。

一方トラックスが変装しているロビンもオヤジの茶目っ気と侮れず、
素早さが高くひらめきにくいスクリュードライバーを最初から取得しているので、
ごく純粋に小剣を使わせるキャラクターとして見るなら、息子より一枚上手。

メタルナー

  • メタルナー

モンスターファーム2に登場するモンスター。
同作初出のUFOのような外見をした宇宙人モンスター。

1010年以降、ブリーダーランク8段=四大大会を二つ以上突破し、
育成中のモンスターがBランク以上という条件を見たし9月を迎えると、
ミステリーサークルを発見するイベントを経て入手できるアイテムを神殿に持っていくと初めて再生することができる。

派生種族は純血種を除くと、
ピクシー派生のラブラブセイジン、スエゾー派生のメタゾール、
隠し種族のライライのわずか3種だけしか存在しない。
後半に条件開放される種族なだけあって実力は高く、
特に命中重視技「ポン拳」は全体のバランスが極めて良好で、連発に向いている。
更にガッツ(技ゲージみたいなもの)の回復速度が、
ヴァージアハピ(ハム種)を除く全種族中最速であることも強さに拍車をかけており、
ステータス値が最大のモンスター、
いわゆるフルモン同士の戦いではモンスターファーム2最強と言われている。
ポン拳が突出して強いため、これをあえて封印して戦うメタルナー種もいるほど。

それだけに、識者同士の戦いに於いてはポン拳を振るうメタルナーを扱うとなると、
必然的にヒール役を求められる、或いはヒール扱いを受けることにもなってしまう。

テクモの公認イベント大会の第6回モンスター甲子園の決勝戦
ポン拳を中心に使ったラブラブセイジンとピーチツリーバグ(コロペンドラ種)の戦いでは、
会場の応援はピーチツリーバグに偏っていたというエピソードがそれを如実に物語っている。

リリス

テイルズオブデスティニーと続編の2に登場する人物。
ただし、筆者はテイルズオブデスティニーのプレイ経験が無いため、
続編テイルズオブデスティニー2の彼女の解説となる。

主人公、カイル・デュナミスの叔母で、
前作主人公、カイルの父親であるスタン・エルロンの妹。
スタンの故郷リーネ村で平穏な主婦をしており、
訪ねてきたカイル一行を暖かく出迎えてくれる。

特技はおたまでフライパンを打ち鳴らす「死者の目覚め」
もともとは朝の弱い兄を起こすために開発された秘技らしいのだが、
朝の弱さを遺伝してしまった甥を起こすためにも活用し、これはカイルの母ルーティにも伝授している。
ただし、ルーティよりも威力は大きいらしい。

ストーリーには殆ど絡まないのだが、闘技場のファイターとして参戦。
条件を満たすことでパーティメンバーひとりが1対1で戦うことが出来る。
前作(PS2のリメイク版含む)ユーザー向けのファンサービス的な意味合いが強いのだが、
そこらへんのRPGのボスなど歯牙にもかけぬ戦闘力を誇る。
ちなみに筆者は難易度を上げての攻略は即座に諦めた。

使用する技は虹を描くレインボーアーチ、
どこからともなくマンボウを召喚し叩きつけるまんぼう戦吼、
フライパンから炎を出すステイクフレア等。
当然前述の死者の目覚めも攻撃技として使ってくる。
技の姿形こそコミカルだが闘技場最強レベルの相手なだけあって、
その威力は「一つくらった瞬間連続攻撃を受けて戦闘不能を覚悟する」レベル。

そして、彼女の代名詞とも言える必殺技は巨大な雷を呼び出すサンダーソード。
食らわずに倒すことを前提としないことには勝つこともままならない。
お前は本当に主婦なのかと小一時間問い詰めたい

なお、彼女に勝利すると包丁、おたま、エプロンドレス等をもらうことが出来るのだが、
どれもこれもがゲームクリアまでの使用に耐えうる高性能な逸品ぞろい。
プレイアブルキャラクターとして全員を操作できるのなら狙ってみるのも良いだろう。

ちなみに既婚者なのかどうかは不明だが一人娘のリムルも闘技場で戦うことが出来る。
母に負けず劣らずの力量で、切り札として具現結晶(召喚魔術みたいなもの)のソルブライトを使ってくる。
プレイヤーキャラクターとして使えないのが実に惜しい。

テイルズオブファンタジア(PS、PSP版)にもゲスト出演。
というか、筆者は彼女の存在をこちらで知った。

こちらでも闘技場で戦うキャラクター。
主人公クレスが本来戦うはずだったガルフビーストを豪鬼の如く叩きのめして勝負を挑んでくる。
雷を纏った連続攻撃を繰り出してくるため、当然ガルフビースト以上の強敵。
こちらでは彼女に勝利するとS・Dという剣をくれる。
正式名称は「ソーディアン・ディムロス」。
デスティニーにおいて兄の振るった喋る剣なのだが、
こんなもん持ち出してきて良かったんか?と気になるところではある。

ドド

  • ドド

スーパーマリオRPGに登場するモンスター。
マシュマロ王国を支配しようとするマルガリータの部下の丸々と太った黒く大きな鳥で、頭には兜をかぶっている。

ただし、マルガリータの傲慢な性格もあり必ずしも忠臣というわけではなく、
彼女の銅像を磨きつつ八つ当たりで銅像を小突く日々を送っている。

少し動き回るだけで肩で息をする深刻なメタボリックだが、
飛べないというわけでもなく、マルガリータを掴みながら飛ぶ力は持っている。

プレイヤーとは最大で3回戦うことになるが、
最初の1回は回避して素早さの上がる「ドドの羽」を手に入れたほうが色々とお得。
マシュマロ王国での戦いに勝利した後の消息は不明だが、
最終的にマルガリータブッキーの結婚式で神父役を務めていた。

オルゴ・デミーラ

ドラゴンクエスト7に登場するモンスター。同作のラストボス。
万物の王にして天地を束ねる者と称し、
古くは神さまやメルビン達と戦い、エスタード島を除く全ての大陸を闇に封印することに成功した大魔王。

歴代の魔王の中で世界征服にあと一歩と最も近付いた存在であり、
それを本来止めるはずの神や精霊たちを一度は破ったことから、
シリーズでも(設定上)最強と名高い。

時間軸上神様を倒した直後に主人公たちと戦ったことになり、
また復活後も神を名乗って人々の前に姿を現し、魔王であることを欺き、
再びまみえるときも体を復元している最中である事から、
本調子状態で戦う事はかなわない。

ただし本調子でなくても適正レベルでは非常に攻撃力は高く、
デスタムーア程ではないにしろかなりの難敵。
問題なのはこの時点で設定を重視して主人公を海賊にしようとしなければ、
ゴッドハンドをマスターしている頃であり、
攻撃面でアルテマソードという最強の武器を得てしまっていること。
また、レベルが高ければ羊に跳ね飛ばされる姿も見せてくれる。

レッドウルフ

  • レッドウルフ

メタルマックスに登場する人物。
数々の賞金首を倒してきた凄腕のハンター。

赤い悪魔という異名でハンターや賞金首から恐れられている。
主人公とはリオラドの街で出会い、最初の戦車モスキートを手に入れるイベントで、
バイオニックポチと相対したときに乱入し、
戦車を駆ってバイオニックポチを一蹴。
機銃パーツのみを「使えそうだ」と持ち去るものの、
シャシーを含めた戦車そのものは主人公へと譲ることで因縁が生まれる。

また、主人公の仲間となるソルジャーがオードリーの酒場で喧嘩を吹っかけた時も、
3人まとめて赤子の手をひねるかのようにあしらい、
ソルジャーが主人公の仲間となるきっかけを与えた。

恋人ニーナを探して旅を続けているものの、
その志半ばにして賞金首ゴメスの策略によって生身で戦車と戦う羽目になり死亡。

彼の愛車、赤い悪魔「Rウルフ」は最期を看取る事となった主人公に譲られる。
Cユニットは最初から最強のものを装備しており、
守備力と重量のバランスに優れている上、全武装を最初から取り付けられる等、
使い勝手が非常によく、主人公にとっても心強い戦力となってくれる。
レッドウルフの最強伝説に一役買っていたことは想像に難くない。

また、真紅に塗装されたウルフの名を冠する戦車は他のシリーズにも登場しており、
そのどれもが高性能戦車の一角と、メタルマックスシリーズを代表する戦車である。
ちなみに、イスラエルメルカバという戦車をモデルにしている事は、ファンの間では有名。

ダークドレアム

ドラゴンクエスト6に登場するモンスター。
同作の隠しボスである。

グレイス城の王様がかつて呼び出そうとした破壊と殺戮の神。
彼を呼び出して魔王を倒そうとしたものの、
破壊と殺戮の神を従わせようとしたバチが当たったかグレイス城は壊滅してしまう。

ダーマ神殿から行く事の出来る隠しダンジョンの最奥部で戦うことが出来る。
破壊と殺戮の神の名は伊達ではなく、
デスタムーアですら問題外の強烈な攻撃にさらされることとなる。
驚くなかれHPは13000。ドラクエとして考えれば大変恐ろしい数字である。(5のエスタークでさえ4桁)
どうにか倒すと、はぐれのさとりを落とすことがある。

また、20ターン以内に倒す事で従わせることが出来る。
仲間になるわけではなく、デスタムーアを倒すという、
グレイス王の当初の目的を達成するイベントなのだが、
この際、デスタムーアの攻撃を何の事もなく受け止めるわ、
何倍もの威力にして跳ね返すわ、輝く息を扇風機の如く扱い、
軽く攻撃しただけで9999ダメージを繰り出す光景は有名。
こともなげに倒した後エンディングがあっけなく始まる。

ちなみにこれは、前作5のエスタークをあるターン数以内で倒すとエスタークが仲間になる、
という都市伝説が存在したことを面白がってエニックス側が用意したイベント。

当然モンスターズシリーズでも、隠しボス故か、
それとも初代たるテリーのワンダーランド当時6が最新作だった故か、
最強レベルの????(所謂魔王)系モンスターとして君臨する。
9でも、エスタークと並ぶ最強の隠しボスとして戦うことが出来る。